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おむすびっ記

④インド珍道中・魔のデリー編Ⅱ

2017.08.31
OMUSUBI旅/trip

【④インド珍道中・ニューデリー編Ⅱ 】

リキシャを乗り換えて観光局とやらに向かう。

新しいドライバーは、スマホで街をちょいちょい撮ってるあたいをみて言った。

 

「お前、スマホは隠しとけよ。走っていても横から取られるから。
本当にこのデモで、各所で喧嘩や殺人、物取り、レイプなどなど、いろんなことが起こってるから。
夜は絶対に絶対に一人で歩いちゃダメだよ!! 」

 


彼は初めのドライバーと違ってよく喋るタイプだった。


もう、すっかり日が暮れていた。


その観光局まで行って、無事にパーミッションが取れれば大丈夫なはず・・。

 


あとちょっとだから、
あとちょっと・・・。


日本を出るときから、あらゆる関門を突破して、パハルガンジの宿にもうすぐ到着できる!と思ったのに・・。


さっき街の喧騒の中をオートリキシャでヴォンヴォン走りはじめたときは、
あのバックッパカー時代のワクワクがフラッシュバックしてきて
色鮮やかで、その喧騒にテンションがあがっていた。


・・・けど、


同じ喧騒が
もう、 べっとりと黒くて怖い暗闇に変わっていた。

 


出発前日にわざわざまっつんが「本当に本当に気をつけてね」とだけいうためにわざわざ電話してきてくれたことを思い出した。


会社のヤング君が「ほんっとに危ないから気をつけてくださいよ」
と、何度も言ってくれていたことを思い出した。


インドの怖いニュースなどもいろいろと聞いてはいたのに、
やっぱり、何も調べずにこの街に飛び込んできたことを後悔した。


ところで、
このリキシャのおっちゃんは、ちゃんとそのなんちゃら観光局に連れて行ってくれるのだろうか・・


そのまま、へんなところに連れていきやしないか・・と、、
負のスパイラルでどんどんヤバい想像に展開・・。


はじめてインドに来たとき、

空港からのったタクシーからホテルの連携&アカデミー男優賞与えたくなるようなアクタープレーで騙され、

フレンドリーに拉致されて(かなり話を端折ってますが・・w)痛い目みた記憶が蘇ってきたり・・。

 


その後出会った旅人に


「観光タクシーのドライバーとガイドにレイプされたという日本人の女の子に会ったよ・・」

という話を思い出したり、

 


胃がきゅーーーーーーっとしてきて、

くらくらしてきた。。


そんなこんなの長い10分後にドライバーが「ついたよ!」と。。


おお、、、ちょっとホッ。


そして、
リキシャのにーちゃんに、「待っててね」と伝えると「オーケー」と言われて安心して建物の中に。


それは、小さいオフィスだった。


観「どうしました?」


み「あの・・・ホテルに行こうとしたら、パスが必要だと言われたので、そのパスをもらいにきました。
滞在エリアのパーミッションが必要だなんて知らなくて・・」

 


そう言うと、


なんて名前だ?


どっから来た?


インドはどこに行くんだ?


というくだりのお決まりの質問をフレンドリーにされて

明日の早朝、飛行機でレーに行くことが決まってると伝えて、ちょっと世間話をした。

 

 


て、いうかそんなことより、
ともかく、本題よろしくたのんますよ!!


観「パハルガンジのどの辺?ホテルの予約確認書はありますか?」

ギリギリ、スマホで表示できたホテルの予約確認書を見せる。

そうすると、

 

「ここは、ババのデモ騒動で閉鎖されています」と。

 

 


    がーーーーーーん・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

     しょ、、、しょぼーーーーーん・・。

 


観「ホテルの電話番号ある?」

スマホの画面の電話番号が書いてあるところをズームして差し出すと、ホテルに電話し始めた。

観「何の媒体から予約した?」

み「ブッキングドットコム」

観「どれが予約番号?(と聞いて、ホテルに伝える) ピンコードは?(と聞いてホテルに伝える)

・・・MIKI YAMADA、、yes、、、、ちょっと電話かわるから」


受話器を受け取る。

ホ「Oh Miki Yamada !! we are sorry This area totally totally closed !!」


み「えーーーー、、、リアリィ〜・・?!」

ホ「Yes ,,Yes,,,!! But call again in 10 min、We will suggest you another hostel」


  ’と、いいつつ、10分後にかけたのだけど、よくわからん人が出て、よくわからん会話で終わった・・。


電話をおじさんに渡してうなだれる。。

 


  どうしよう・・・

 


デスクのPCを見ると、そのババとやらの暴動のニュースの画像がヤフーニュースのトップに上がってる。


ああ・・・
そんなインド情勢をなぜ調べないできてしまったんだろう・・

 


そしたら、空港の近くにも安いホテルがあったので、そこに泊まったのに・・


観光局のおっちゃんは


「お前は、レーのあとデリーに戻ってくるのか?」というので、


もうレーからデリーの乗り継ぎの8時間は空港にいるよ、街にでないよ、危ないんでしょ


もうこりたよ、デリーの街にはこない、、というと


「デリーは危ないだなんて俺は言ってない。俺に会いにこないのか?」というので


「? こないよ(あなたに会いにくる理由がわからないっす)というと、

ちょっと笑顔が消えていった。

 


あ、そういえば、
インド人の友人ボビーさんに、何かあった時用にとデリーのご両親の住所と電話番号をもらっていた。


そこにいこうかな、、といって住所を見せると


観「そこは結構遠いし、タクシーもなかなか捕まらないエリアだ。
  しかも、お前は明日早朝に家をでなきゃいけないから、その家の人に迷惑かけることになるから、
ホテルに泊まった方がいい 」


うーん、、、それはそうなんだけど・・・


ご迷惑もかけたくないけど、


なんだかいろんなことが恐ろしくなってきたことと、


たまたま連絡先をもらっていたし、


こんな流れで、ボビーさんのご実家にご縁させてもらうのもいいかも?!、、とボビーさんに連絡した。

 

 


そんなことしてると、


観「お前はマーケットプレイスあたりのホテルに今晩は行った方がいい。
  そのエリアは、高すぎず、安すぎず、中位のホテルがある場所だ。
  明日も早いことだし、安全を買った方がいい。空港までもその友人の家は遠い!
  おまけにお前の友人の家はタクシーが拾いにくい場所だ!」


み「そのホテルはいくらぐらいなの?」


観「70ドル〜80ドルぐらいだ」


み「えーーー!!!あたいが今晩泊まる予定のところは8ドルぐらいよ・
  もっと安いところないの?」


観「このエリアはパーミッションがいらないオープンエリアなんだ!
  お前が行くべきは そこしかないんだ!自分の予算より高いのはわかるけど、安全を買え! 」


でもさ、それをいうならさ、空港付近で15ドルぐらいのホテルも見たよーーー・・。


あ、そうだ、今から調べられないもんか?!


み「WiFiある?」


観「ないよ」


み「じゃぁ、このパソコン借りれない?」


観「それはできないよ、防犯カメラあるだろう?これは一般の人には貸せない」


(上記以外の会話もいろいろ)

 

 


ううううううううううううう・・・

 

 


自分でここでタクシーを拾って、名前もわからないホテルに連れて行ってもらうということをする
勇気もいろいろビビりすぎてなかった。

 


ボビーさんからも返事がない。
いきなりご両親の家に電話をするほどまでの厚かましさも勇気もない。

 


み「んーー、、、(まぁ、死ぬほど高いわけじゃないし、、日本だったら普通の一泊料金だし・・本当に安全が一番だよね・・)
  お、、、おっけぇ・・・・」


いろいろあーだこーだと粘っていたので、
その観光局のおじさんも、このあたいがうだうだとあれやこれやと粘る状態に嫌気がさしたと言わんばかりの雰囲気で
私をこの場所から退散を促し始めた。


そして、その観光局のおじさんは、リキシャのおじさんにそのエリアのどこかのホテルに連れて行け、、
と、いう感じで、その場をそっけなく去った。


わたしは遠くから、
「お手間かけてごめんね、いろいろありがとう」と大きな声で伝えて、彼は遠くから無愛想に手を振った。


またリキシャに乗った。

 

このおじさん、ちゃんと連れて行ってくれるよね。

 

→つづく

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